第25回紀州口熊野マラソン①
ブログ更新が遅くてすみません。
いやぁ〜、やっぱフルマラソンはしんどいですねー。
トレイルなら楽しいから夢中でずっと走っていられるけど、ロードは常にラップとの格闘で、逃げ出したくなります。
今回2時間40分切りを目指して出走しましたが、全然ダメでした。
2時間46分18秒(ネット)
自己ベストよりも遅く、全然ダメ。
パワーアップしてると思うんやけどなぁ。
ラップはこんな感じです。
では、振り返っていきます。
早朝は霜が降りるくらい寒かったけど、スタート時は例年よりも暖かかった印象です。
まぁ、レースは寒いくらいの方が好きなんですけど。
防寒具は100均手袋です。
ジェルは3つ用意しました。
TIGORAのカフェイン入りジェル120kcal×2個
SAVASのPIT IN170kcal×1個で計410kcalです。
3個をポケットに入れるとけっこう揺れるので
TIGORAの方を1つ、帽子の中に忍ばせました。
いよいよ、40分切りの希望に満ちたスタートです。
無理せずに前の陸連登録集団をかいくぐっていきます。
300mほど走って
「ペタッ」
路面から変な音が聞こえました。
「オレのジェル、落ちとるやないかーい!!」
人の流れの中、当然回収できるわけもなく。
帽子のジェルとは今生の別れになりました。
軽量化、軽量化!!
ポジティブにいこう!
−120kcal。
10km120kcal
20km120kcal
30km170kcalで摂取しようと思っていましたが
20km120kcal
30km170kcalのみに変更です。
気持ちは折れず、まだまだイケると思っていました。
これくらいのトラブルで揺らいでしまう様な実力では駄目だ!
奇跡ではなく、図太く40分を切りたい。
40分切りするためには、3分47秒ペースで走り切る必要があります。
フルマラソンを経験した事がある人ならわかると思いますが、終始ずーっと同じペースで走り切るのは中々厳しいです。エネルギー消費の観点で言えば理想的だと思うけど、そうそうできるもんじゃないです。
大半の人は、前半に貯金を作って、後半に貯金を切り崩しながら、凌いで凌いでゴールする感じです。
なので、少し苦しいけど前半はしっかり走りました。
3.30台が出てると安心するけど、上りで4分台になったりすると狼狽えたりします。
「貯金を作るつもりやのに、4分台とか全然アカンやん」
一瞬一瞬のペースに一喜一憂して、全然落ち着いていませんでした。
けっこう頑張ってるのにこんなペースでは駄目だ。
14kmくらいで少し気持ちが滅入ってきて、ペースが緩みそうになりました。
そこへ後ろから5人位の集団がやってきました。
たぶん3.45くらいのペース集団です。
このまま抜かれて置いていかれるのかと思いましたが、頑張って付いていく事にしました。
そうすると走る事だけに集中できて、意外と付いていくことができました。
しかし、やっぱり余裕がない。
日も昇り暑くなってきて、ゴミ箱に手袋を捨てました。
19kmくらいに一番急な坂があるのですが、そこでかなり厳しくなってきて、この集団にはおいていかれました。
この上りはめっちゃ辛かったです。
太ももがパンパン。
自分がスゴく遅く感じました。
そして、このあたりから足裏の皮がズルってきて、下りに入っても痛くて思うように走れない。
軽量化とダイレクト感を得る為に、インソールを抜いたのですが、そうすると靴下と靴がグリップし過ぎて足裏へかなりダメージがきてました。
やっぱりインソールは抜くべきじゃないです。
ハーフ終わって、平均3.43ペースでした。
貯金は平均4秒です。
つまり、後半を3.51で走ればサブ40の計算。
でも、時計と実際の誤差等を考えると、後半は3.50で走っておきたいところ。
この貯金を作るのは全然楽じゃなかったし、全然充分な貯金とも言えない。
ハーフが過ぎて、今現在頑張って走っているこのペースが3.50ペース。
これが最後まで続くわけがない。
なぜだろう?
練習だとこんなペースは余裕なはずなのに。
練習中のGPS測定に誤差があるのかもしれない。
いつもの300m周回コースはラップが速く出るのか?
そんな事を考えながら
いけるところまで粘りましたが、結局徐々に失速していきました。
失速していく中でも、体調に波があって
ちょっと回復したりします。
そうやって走っていると、置いていかれた集団のメンバーがポツリポツリとこぼれてきました。
オレが粘り強いのか?
いや、彼らが果てただけでした。
そうかと思えば
自分を抜いていくオジサンがいたりします。
その歳で、ほんま、スゲーよ!!
40分切りからPB更新に予定変更です。
そうやって下方修正していくも、身体は全然動かず。
計算するとPB更新も不可能に···
そして45分も切れず···
ゴールです。
悔しいなぁ。
オレは弱くなったのかなぁ?
次回へ続く