裏山キノコ散歩
キクラゲタワーを発見してからキノコ熱が少し高まったので、最近は裏山キノコツアーをしております。
キクラゲタワー
最近、走ってもすぐ息が上がる気がする。
なんだか走る気力も沸かないので、キノコを求めて彷徨うことで、せめてものトレーニングになればと思い、近所の山をウロチョロしています。
では、まず
キクラゲです。
って、またキクラゲー!!
前回と違う場所で見つけました。
今度は中華スープにしてみました。
なんと、前回私が毒味をしたので、大丈夫だと思ったらしく、今回は妻も食べると言いではありませんか!!
これは奇跡です。
それはさておき、やはり普通に美味かった。
モロヘイヤとキクラゲの卵スープ
キクラゲの脇に…
もしかしてウスヒラタケ?
だったら食えるけど、ちょっと怪しいからスルーしました。
他は
饅頭みたいなヤツら
日を変え、場所を変え
続いては
なんやろ?
ヒメカバイロタケ?
だとしたら食毒不明だそうです。
特にコメント無し。
どんどん行きましょう。
堅ーいヤツ。
調べる気にもならない。
○っぱい的なヤツ。
チチタケって言うミルクっぽいのが出るキノコがあるけど、これはチチタケではないです。
形はチチっぽいけど。
これはキイボカサタケ(黄疣傘茸)らしいです。
見た目通りですね。
胃腸系の中毒を起こすと言われています。
他にもシロイボカサタケ、アカイボカサタケ、ダイダイイボカサタケ(仮称)なんかがあるそうですよ。
鹿よけネットで命を落とした鹿です。
もう1年以上前からここで絡まってます。
だいぶ土に還りました。
鹿の養分を肥やしにして、キノコが生えてます。
輪廻転生ですね。
このキノコは旨くても食う気にはならんなぁ。
こちらはバンビ。
同じくネットで死んだのでしょう。
あらゆる死の中でも、餓死ってかなり苦しい部類らしいので、可哀想だ。
そして、また堅いヤツ。
つまらない。
ヒトクチタケ
パックンチョみたいで旨そうだけど、食用不適です。
腐った魚みたいな臭いがするとか。
毒は無いっぽい。
でかーい堅ーいヤツ。
サルノコシカケかな。
まぁ、つまんない。
霊芝とかって漢方になるとか。
メルカリで売れるかも。笑
一番気になったキノコ
既に老菌っぽいけど、なんやろ?
ちょっと松茸ライクな匂いや形。
倒れた松の根から生えてました。
マツオウジかな?って思ってます。
マツオウジなら、食べられない事もないけど、人によっては中毒でお腹痛になるらしい。
食べるなら茹でこぼし必須です。
まぁ、食わんけどね。
ドクベニタケかな?
wikipediaによると毒があるらしいけどスペインでは食べられてるとか。辛味があるとか。
とりあえず食べるべきではない。
「キノコは縦に裂けると食べられる」っていう迷信があるけど、その迷信はこのドクベニタケが縦に裂けずにボロボロと崩れる事から言われだしたらしい。
【番外編】
4〜5月頃の若芽は、ウルイという名の山菜として食べられています。一度食べてみたいと思ってるけど、いつもタイミングを逃しています。
ウドです。
本来は茎の根元を食べます。
根っこがゴツかった。
剥いて食べてみました。
かなり甘い!!
けど、繊維だらけ。
もう時期が遅いし、食用不適ですね。
旬だったとしても小さすぎ。
実家で育ててたウドは根元をオガクズで覆って、柔らかくしてました。株ももっと大きかったです。
ただ、こんなに甘みは無かったなぁ。
最後に榛原のビューを載せておきます。
日本に生えているキノコって約5000種くらいあるらしいのですが…
そのうち食べられるのは約100種。
毒があるのは約200種。
残りの大半はよくわからないとのこと。
同じ未知なモノで比較するならば、
未知のキノコを食べる行為に比べたら、未知の新型コロナワクチンを接種する方がはるかに安全そうですね。
通りすがりに見つけたキノコをバクバク食べてみた場合。
死んで当たり前。
腹痛で済めばラッキー。
無症状なんて、そうそう無い。
尚かつ美味いっていうのは、もう奇跡でしょ。
それくらいに思っておいた方が良いと思います。
だから、不用意に食べてはいけませんよー。