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山行とトレイルレースとトレーニングの記録

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BROOKS FLOW7 レビュー

いったい誰がこのレビューを必要とするのだろうか。
やれカーボンプレートだ、やれ超軽量ミッドソールだ、と騒がれている昨今。BROOKSでレビューを書くなら、HyperionElite2とかCatamountで書くべきだろう。

だが、今回オススメしたいのは、ほとんどスポットライトの当たらない、このシューズ。

 

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BROOKS FLOW7 です。


僕がこのシューズを押したい理由
1.クッションのある4mmドロップシューズ
2.軽量性
3.耐久性
4.普段履きできる見た目
5.価格

 

クッションのある4mmドロップシューズ
レーシングシューズやミニマル系のシューズ以外で4mmドロップのシューズって、意外とないんですよね。それもこの価格で。
最近、6mmドロップのシューズを履いていたんですけど、疲れている時のカカトの当たりが強くて、膝にダメージがくるんです。
(6mmなら大丈夫かと思っていたんですけど、そうでもないみたい)
自分の場合、速く走るほど着地時はカカトが上がるので、ドロップの高さは走るスピードと比例させるのがいいのかな?と思います。
だいたいはゆっくり走ってるから、4mmくらいが1番しっくりきます。
しかも、ちゃんとクッションがあるから、辛くなりません。
共感してくれる人はいるだろうか?

 


軽量性
FLOW7は同じBROOKSのCADENCE7と兄弟シューズではないかと思っています。CADENCE7は以前にレビューしましたが、こちらもとてもコスパ良シューズであったため、FLOW7にも期待しています。
FLOW7の重量はCADENCE7とほぼ同じ、27cm252gです。
ジョギング用としてはちょうど良い重さです。
軽くてペラペラだと普段履きに使いたくないし、重すぎると走りたくなくなるので、ちょうど良いですね。
ASICSのEVORIDEも同じ重量帯で、価格も安く、興味があったのですが、こちらのほうが尚安かったです。

 

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BROOKS CADENCE7


耐久性
CADENCE7のアウトソールが物凄く高耐久だったのでFLOW7においても同じ素材を使っているだろうし、期待しています。ラグパターン的にはFLOW7の方が更に頑丈そうだと思っています。
以前、雑誌のランナーズを立読みしていたら、月間に1500km走ってるよっていう市民ランナーが出てて、その人のシューズがCADENCE7でした。「たしかに月間1500kmも走ってたらシューズがいくらあっても足りないから、耐久性とコスパで考えたらこの選択になるんだろうな」と思って読んでました。雑誌の中でシューズに関しては全く触れていませんでしたが、いっぱい走ってるランナーは、日夜、amazonで高耐久低価格のシューズを探しているのではないかと思われます。CADENCE7は廃盤なので徐々にサイズが減ってきてるし、値段も高くなってたから、今はFLOW7をオススメします。
FLOW7の心配な点はアッパーです。履き心地は良いけど、素材が布っぽくて、汚れたら取れにくそうだなと思いました。自分はグレーを購入しましたが、汚れを気にするなら黒系の方が良いと思います。

 


普段履きできる見た目
通勤で使うため、大事な要素です。
俊足みたいなカラーリングではちょっと厳しいですよね。
今回購入したグレーは、アースカラーっぽくて、北欧風に見えなくもないので、気に入ってます。(汚れそうやけど)
カカトが丸く、歩き易さもあります。

 


価格
一般市民的に考えると、コスト的に持続可能であるかどうかって大事ですよね。お金のSDGsです。笑
FLOW7はamazonで3980円〜でした。
サイズや色で価格は変わりますが、自分に合ったのがあれば、オススメします。ちなみに720個の評価で星4.5です。ヤベー!!
現在BROOKSのHPではCADENCEもFLOWも販売されていないため、廃盤だと思われます。お求めの方はお早めに。

 

 

まとめ等
このシューズがコスパ抜群の良シューズである事は間違いないだろう。
大江戸小江戸優勝者のひゃっほい太郎さんもブログ中で理想のシューズと言いながら愛用されてたシーンがありました。
最近、ひゃっほいさんのHPが更新されないのですが、どうされたのだろうか?
このシューズはウィズがDです。僕にはシンデレラフィットですが、足幅が大きい人には少しキツイかもしれませんので、購入する際はご注意下さい。