ASICS Fujitrabuco Lyte レビュー
Fujitrabuco Lyte
自分にとって、本当にいい靴です!!
ロングレースを走るなら、まずこれを選ぶでしょう。
80㎞未満ならSALOMONのsense7とか7SGかなぁ~。
(sense8はまだまだ高いので・・・)
Fujitrabuco Lyteの・・・
軽量
4mmドロップ
踵のクッション性
下りでブレないフィット感
アウトソールの耐久性とグリップ
コスパが良い
・・・所が気に入っています。
ASICSって、けっこう昔からトレイルシューズを出していて、自分がトレイルランニングを始めた2013年頃には既に色々なシューズが発売されていました。
(はっきり言ってデザインやカラーリングは好きじゃなかったけど)
現在もシューズの種類は減りましたが、トレイルから撤退という悲しい事態にはなっていないです。(近年はけっこうカッコよくなりました)
2014年、UTMBで優勝したのは、ASICSのゲルフジトレーナー3を履いたフランスのXavier THEVENARD(グザビエ・テべナール)でした。
グザビエは、キリアンと歳が近いこともあって、当時は第2のキリアンなんて言われたりもしていましたね。
それから現在までに、グザビエは2014、2015、2018と計3度 UTMBに優勝しています。
紛れもなく、世界トップレベルの選手です。
(2019年にはFujitrabuco Lyteを履いてUTMFでも優勝してましたね。)
2014年にグザビエがUTMBで履いていたゲルフジトレーナー3は、僕も履きました。
一番の特徴はアウトソールの耐久性でした。
なので、今回 Fujitrabuco Lyteに期待したのも、アウトソールの耐久性でした。
では実際
Fujitrabuco Lyteのアウトソールの耐久性はどんなものかと言いますと・・
もう300キロくらいは走ってると思うけど、ラグはまだまだ残ってます。
ロングレース用にありがちな、グリップ控えめなラグ形状というわけでもありません。
素晴らしいアウトソールです!!
ただ、アッパーは若干弱め。
軽量化のために補強が少ないのが原因。
軽量化には仕方ないとは思うけど、素材を見直して、重量据え置きで改善されたら最高です。
特に拇指球付近にダメージがあります。
拇指球付近は走るときに屈曲するポイントで、どのシューズも脆い事が多いですね。
(縫ってみようかな)
アウトソールの一番擦り減っている部分。
ASICSの凄い所は、このアウトソール素材。
柔らかくてけっこうフリクションがある癖に、高耐久、それにたぶんビブラムのメガグリップよりも比重が軽いと思う。
そんな素晴らしいFujitrabuco Lyteですが
これが10000円以下で買えちゃうのも嬉しいです。
今まで 練習は安いシューズ、レースは高いシューズって具合に、ケチケチとシューズを替えていましたが、練習用もレース用も同じシューズに統一できるのは有難いです。
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