野生のヒラタケを食す。
前回の続きです。
ホオベニシロアシイグチ
アミタケ
ヒラタケ
これらを食します。
アミタケの柄に穴が空いていたから虫が入ってるかなぁと思って虫出ししました。
塩水に浸けて一晩置きました。
(塩水の濃さはフィーリングです。けっこう濃いめ)
すると出るわ出るわ、アミタケの管孔部分から食いたくなくなるレベルで出てきました。アミタケ以外のキノコにはいないようです。管孔から出てきた虫が下に落ちるように管孔部分を下向きにして浸しておくのが良いと思います。
【閲覧注意】
出てきた虫達の写真です。
35匹くらいいます。
(妻には内緒です)
だいぶ食う気が失せますが、食べましょう。
茹でこぼします。
刻んだニンニクを炒めます。
キノコ投入。
ダイショーの塩コショウを振って完成です。
まず、ホオベニシロアシイグチの幼菌から頂きます。
このキノコ特有のほんのりとした酸味が効いてて問題なく美味しいです。調理法は何が良いでしょうかねー?
個性を活かすためにも、こうやって普通に炒めて食べるのが良いかもしれません。
次に、大量に虫が入っていたアミタケを頂きます。
食感は柔らかめで、強いクセは無く美味しいです。
虫も好むわけですね。
まぁ、好みの問題ですが、この風味とヌメリが味噌汁に合いそうです。
最後は、幼菌のヒラタケさんです。(敬語使います)
株ごと一口です。
ヤバいくらいブリブリであらせられます。
食感が凄くいい。
成菌のヒラタケさんより断然に歯ごたえが気持ちいいです。
味は言うことなし。
オオイチョウタケのように戦車で突っ込んでくるような強い旨味ではなく、癖のない繊細な美味しさがあります。
歯ごたえと相まって、もっと食べたいと思わせてくれます。
いやぁマジ優秀菌だわ。
まだ残っていたので、もう少し成長した頃に狩りにいきたいです。キノコムシが数匹いたので、食われてなければ良いのだが…