チャンスを逃すな(ウスヒラタケ)
木曜日に見つけてしまったヒラタケタワー。
もっと大きく育って欲しいと思い、休日に採りに行くことにしました。
その間、あの高い位置のキノコをどうやって採ってやろうかとウキウキしながら考えていました。
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こんな物まで買おうかと考える程にキノコに夢中です。
しかし、土曜日の早朝は雨。
昼は用事があったので狩りに行けません。
日曜の朝もジャジャぶりです。
嫌な予感がします。
雨が降るとキノコって溶けるんですよね。
心配しつつも、結局、日曜の夕方に採りに行くこととなりました。
高ぶる興奮を抑えつつ車で向かいます。
もはやランニングついでとかでは無く、気持ちはキノコ100%です。
登山用のストックで採る事にしました。
そして、ようやくゲットしたヒラタケが下の動画です。
ウジ虫だらけです。
ヒラタケにはナミトモナガキノコバエというハエが線虫を連れて来るらしいんですね。
そして、その線虫とヒラタケが戦った跡が白コブになるらしいんです。
上の動画で映っているのは多分、線虫ではなく、ナミトモナガキノコバエの幼虫かなと思います。
結局、この日のヒラタケは雨でグズグズな上にウジ虫だらけだったので、諦めました。
はぁ〜、残念だぁ〜!!
前回採っておけば良かった。
悔しいので辺りを散策しました。
透き通った綺麗なキノコ
その時はわからなかったけど、帰ってから調べたら
多分ヌメリツバタケ(食)だと思います。
ヌメリツバタケモドキ(食)でも大丈夫ですね。
匂いはあまり良くなかった。
ハナビラニカワタケ(食)
以前、クロハナビラニカワタケ(食毒不明)は食べました。ぷりぷりして普通に美味しかった。
クロハナビラタケ(毒)と間違えないように注意です。
多分、ナラタケモドキ(食)
消化が悪いらしいので、食べすぎ注意だそうです。
ネットでは茎が堅いので、傘だけ食べている人もいました。
もうちょっといい状態なら持って帰りたかった。
雨降ったから余計に傷んでる様に見える。
こちらも傷んでいる。
いっぱい生えていた白いキノコ達。
色々と調べた結果。
シロハツモドキ(毒)かなぁ。
ヒダが密で乳液無し。
チチタケ(食)
だと思います。
チタケと呼ばれ、栃木で人気のキノコ。
チタケうどんというのが美味しいらしい。
煮干しとカニでとったような出汁が出るらしい。
なんとなくドクササコ(毒)に似ているけど、乳液が出るのでチチタケのはず。
ちなみにドクササコはキシメジ科カヤタケ属で、チチタケはベニタケ科チチタケ属、なので種類は全然違うっぽい。
ドクササコを食べると、末端紅痛症を起こし、早い場合は食後6時間程度,遅い場合は1週間程経過してから,手足の先端が赤く腫れ,激痛を伴いこの症状が1ヶ月以上続くらしい。陰茎が壊死すると記された記事もありました。
あまりに辛くて自殺してしまう人もいるとか。
超怖いやん。
またも白いラッパ状のキノコ。
調べたら、これに似たキノコは多い事がわかった。
ヒダは密。
乳液有り。
なのでツチカブリ(毒)かなぁと思います。
昔は辛味抜きして食べてたとか。
今は毒キノコ扱いです。
ややこしいので表を作ってみました。
※間違ってるかもしれませんので過度に信用しないでください。
モドキ多すぎだし、ケシロハツという名なのにチチタケ属なのもややこしい。
種類がわかっても、基本的にほとんど食えないということです。
見かけたときは無視して下さい。
栃の実がありました。
栃の実を見つけるといつもと少し残念な気持ちになる。
なぜならこんなに立派な実なのに、アク抜きが大変で容易には食べられないからです。
結局、この日は収穫ゼロで帰りました。
色々と勉強にはなったけどね。