オオイチョウタケ弁当を作りました。
過去、2度に渡って同じ場所に生えていたオオイチョウタケらしきキノコを味見して、その安全性と美味しさを確認しました。間違いなくオオイチョウタケだと確信が持てたので、今回は採れるだけ採ってやろうと思います。大量発生しやすいキノコなので、収量が期待できます。
前回、収穫した場所の近くを探索すると、何ヶ所かで発生していました。このところ雨が少なくて大量発生とまではいきませんが、まぁ良しとしましょう。
最近、雨が少ないせいかキノコ自体も乾燥気味です。
初使用の2徳ナイフ。(ナイフ&ハサミ)
このナイフの事は、ホーチミンナイフと呼ぶことにします。
このホーチミンナイフを購入した理由は、もちろんキノコ狩りのためです。それ以外にも、魚を捌いたり、山菜や野草を採るために使おうと思っています。
キノコ採りでは、キノコの石突を取ったり、木からキノコを切り取るのに使うつもりです。
地面から引っこ抜いたキノコをそのまま袋へ入れると、キノコが土まみれになるので、石突は落としたおいたほうが良いです。また、木から素手でキノコをもぎ取ると、キノコがバラバラになる可能性があるので、切り取る方が良いと思います。
ナイフって、実はマナ板がないと使いづらいですよね。
だから、石突を落とすのならハサミの方が絶対に便利だと思います。ただ写真の様に株になっているヤツをゴソッと底から切り取るのはナイフの方が便利そうです。
持ち帰ったオオイチョウタケたちを洗ってトリミングしています。
柄が空洞化しているやつもありますが、虫の気配がないので、虫の仕業かどうかはわかりません。
写真くらいの大きさの個体には虫はいないです。
大きい個体にはいます。
全部こんな感じに切りました。
茹でます。
少しアクが出ますが、どうせ茹でこぼすのでそのままにしました。
茹で上がりました。
オオイチョウタケには強めの粉臭があるので茹でこぼして臭いを抜いてやるのがいいと思います。
ちなみにこの粉臭という匂いの表現は、よくキノコの臭いを表現する際に用いられています。図鑑とかに粉臭がするって書かれていてもわからないですよね。
僕なりの解釈ですが、粉臭=キノコ臭でいいと思います。
「わぁ〜、キノコだなぁ〜!!」っていう匂いが粉臭です。
炒めます。
酒、砂糖、醤油、みりん、にんにくチューブでキンピラ風にしました。
だいぶ少なくなった気がするなぁ。
全部お弁当に詰め込みます。
実はオオイチョウタケではなくて
今回大量摂取することで毒素が効いて
職場で腹ピーピー
とかになりませんように。
七味を振りました。
味の感想
主役級の旨さです。
茹でこぼししたけど、充分過ぎるくらい旨味があって食感も強く良いです。粉臭はだいぶ減って、このキノコの個性を示す程度に残っています。
あくまで僕の感想ですが、このキノコは水分が市販のキノコより少なくて、アミノ酸の密度が高い様な印象を受けます。
他の市販のキノコで同じ調理をした場合、水っぽくて和風だしとかを入れないとお弁当のメインにはなれないと思うんですよね。シイタケでやっと、なんとかいけるかなぁ〜って感じかもしれませんが、このキノコだと写真のようなキノコ一点張りでも満足いくお弁当が作れます。
また、ゲットできたら色々試していきたいです。