夏の大峰奥駈道無泊縦走⑥《玉置神社〜熊野本宮大社》
玉置神社の次に難所となるのが大森山。
急で長い、そして地味で、植林で、つまらない。
死ねます。
3回目やけど、なんかいつも撮っちゃう五大尊岳。
順峯側から登ると死ねます。
撮るモノが無くなってきたので、なんかよくわからんけど撮りました。
あんまり記憶がありません。
多分、しんどかったから撮ったんだと思います。
この辺りから熊野川がチョイチョイ見えてきます。
もう山を降りてロード走った方が遥かに楽やろうなぁ、とか思うけど奥駈道は頑なに尾根を辿り、何度もアップダウンを繰り返します。
マジで修行の道!
ほんま嫌がらせ!!
とか思いながら、進みます。
そろそろ降りるだろう!
なに!?また登るのか!?
それを何回も繰り返して、ようやく最後の下りにあるのが、この備崎経塚群です。
もう、川がすぐそこに見えています。
日が昇り、標高が下がってきて、汗だくです。
終盤、一部藪漕ぎもあったし、あちこち痒いです。
早く飛び込みてー!!
動画を回しながら入って行きました。
出発するとき『今回は入らないでおこうかな』とか思ってたけど、この状況で入らないわけがない。
めちゃめちゃ気持ちよかったです。
川を渡りきったあと、ザックと時計を置いて、泳ぎました。
靴と靴下を洗いました。
サッパリして、ベタベタで熊野本宮大社を目指します。
炎天下。
けっこう観光客がいます。
熊野本宮大社の前でログを止めて、身体がある程度乾くのを待ちました。
ベタベタですが、人の目は気にしません。
トイレで替えのパンツに履き替えました。
あまりに疲れていて、間違えて女子便所に入ってしまい、着替えた後に気がついて、個室から出られないという状況になってしまいましたが、タイミングを見計らって飛び出しました。
ちょうど男子便所 から出てきたオジサンと鉢合わせになりましたが、なにくわぬ顔で逃げるように去りました。
危なかったー!!
大斎原にも行くべきでしたが、しんどくて諦めちゃいました。
遠くから一礼。
新型コロナウイルスの収束と出産での母子の安全を祈願しました。
境内まで階段を登るのキツかったー。
これにて旅は終了です。
当初は『ここからさらに紀伊田辺までの中辺路も走ろう』
とか思って準備し出発しましたが、太古ノ辻くらいから
『無理無理無理無理』と思い出し(諦めるの早いやろ)、断念しました。
帰りは
バス料金は¥2100くらいだったと思います。
本当は奈良交通の八木本宮線で帰りたかったけど、出発時刻に間に合いませんでした。
次回、距離や累積等の情報を載せて、この記事を終了とします。